VirtualBox に ORCA インストール
ORCA 簡単インストールというページがあって,簡単にインストールできる方法が公開されている。いろいろ面倒な設定をスクリプトがやってくれるので,驚異的に楽である。これを使わせていただいて,Ubuntu-ORCA を Macintosh の VirtualBox にインストールしてみた。
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VirtualBox を使うと,Intel チップの Macintosh で Linux を走らせることができる。 VirtualBox はここからダウンロードできる。 |
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まずは,メニューから「仮想メディアマネージャ」を選択。 「新規」をクリック。 |
![]() | 新規仮想ディスク作成ウィザードが立ち上がる。 |
![]() | 可変サイズで作成 |
![]() | サイズは 10G で作ってみた。 |
![]() | これで仮想ディスクは完成。 |
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次に,Ubuntu のインストール CD イメージを追加する。 ここで追加しておくと,CD に焼かなくてもイメージからインストールできる。 |
![]() | CD/DVD イメージのタブを選んで,「追加」をクリックする。 |
![]() | ダウンロードした,Ubuntu のインストール CD イメージを選択する。 |
![]() | 登録完了。次に,メニューから「仮想マシン」→「新規」を選んで,仮想マシン作成ウィザードを立ち上げる。 |
![]() | 仮想マシン作成ウィザード。 |
![]() | 名前と OS タイプの入力。 |
![]() | メモリは 512M 割り当ててみた。 |
![]() | さっき作った仮想ディスクを割り当てる。 |
![]() | 仮想マシン作成完了。 |
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「仮想マシン」→「設定」を選択。 「一般」→「高度」のタブを選択して,PAE/NX を有効化にチェックを入れる。 |
![]() | ネットワークを選択,「割り当て」をホストインターフェースとする。 |
![]() | いよいよ「起動」をクリックする。しかし,インストール CD のイメージから立ち上がらない。 |
![]() | CD イメージをマウントしてやる必要がある。 |
![]() | 登録しておいた ubuntu のインストールイメージ CD を選択する。 |
![]() | しかる後に,リセットする。 |
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これで,ubuntu のインストール CD が立ち上がる。 後は,ORCA 簡単インストールに公開されている方法をそのままなぞればインストールできる。 |
![]() | ただし,ubuntuinst44.sh の 69行目がエラーになってしまう。/etc/init.d/cups restart となっている部分を,/etc/init.d/cupsys restart に変更する必要がある。 |
![]() | インストール完了後,glclient はここに入っている。 |
![]() | ホストは localhost にセット。ID,パスワードは両方とも ormaster。 |
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ORCA が立ち上がる。 OpenDolphin との接続実験のためには,さらに,デジタルグローブ社のホームページのORCAと連携の記事の通り IP アドレスを設定したり,Postgres が外部からの接続を受け付けるように設定したりする必要がある。なお,この方法でインストールした ORCA の医療機関 ID は JPN000000000000 になっている。 |
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