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2009年3月24日 (火)

VirtualBox に ORCA インストール

ORCA 簡単インストールというページがあって,簡単にインストールできる方法が公開されている。いろいろ面倒な設定をスクリプトがやってくれるので,驚異的に楽である。これを使わせていただいて,Ubuntu-ORCA を Macintosh の VirtualBox にインストールしてみた。

Vb1 VirtualBox を使うと,Intel チップの Macintosh で Linux を走らせることができる。
VirtualBox はここからダウンロードできる。
Vb2 まずは,メニューから「仮想メディアマネージャ」を選択。
「新規」をクリック。
Vb3 新規仮想ディスク作成ウィザードが立ち上がる。
Vb4 可変サイズで作成
Vb5 サイズは 10G で作ってみた。
Vb6 これで仮想ディスクは完成。
Vb7 次に,Ubuntu のインストール CD イメージを追加する。
ここで追加しておくと,CD に焼かなくてもイメージからインストールできる。
Vb11 CD/DVD イメージのタブを選んで,「追加」をクリックする。
Vb12 ダウンロードした,Ubuntu のインストール CD イメージを選択する。
Vb13 登録完了。次に,メニューから「仮想マシン」→「新規」を選んで,仮想マシン作成ウィザードを立ち上げる。
Vb21 仮想マシン作成ウィザード。
Vb22 名前と OS タイプの入力。
Vb23 メモリは 512M 割り当ててみた。
Vb24 さっき作った仮想ディスクを割り当てる。
Vb25 仮想マシン作成完了。
Vb311 「仮想マシン」→「設定」を選択。
「一般」→「高度」のタブを選択して,PAE/NX を有効化にチェックを入れる。
Vb312 ネットワークを選択,「割り当て」をホストインターフェースとする。
Vb32 いよいよ「起動」をクリックする。しかし,インストール CD のイメージから立ち上がらない。
Vb33 CD イメージをマウントしてやる必要がある。
Vb34 登録しておいた ubuntu のインストールイメージ CD を選択する。
Vb35 しかる後に,リセットする。
Vb41 これで,ubuntu のインストール CD が立ち上がる。
後は,ORCA 簡単インストールに公開されている方法をそのままなぞればインストールできる。
Vb57 ただし,ubuntuinst44.sh の 69行目がエラーになってしまう。/etc/init.d/cups restart となっている部分を,/etc/init.d/cupsys restart に変更する必要がある。
Vb65 インストール完了後,glclient はここに入っている。
Vb66 ホストは localhost にセット。ID,パスワードは両方とも ormaster。
Vb71 ORCA が立ち上がる。
OpenDolphin との接続実験のためには,さらに,デジタルグローブ社のホームページORCAと連携の記事の通り IP アドレスを設定したり,Postgres が外部からの接続を受け付けるように設定したりする必要がある。なお,この方法でインストールした ORCA の医療機関 ID は JPN000000000000 になっている。

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