ATOK 2011 クラッシュ対策
ATOK 2010 のころから ATOK が1日数回クラッシュする現象に悩まされていた。カルテを書いていると,変換中にATOK が突然再起動してしまい,クラッシュレポートがはき出される。ATOK 2011 にしても症状は改善しておらず困っていたが,先日,何気なくアクティビティモニタを見たら,ATOK のメモリ使用量が異常に増えているのに気付いた。OpenDolphin でカルテを開くと,開く度に ATOK のメモリ使用量がどんどん増えていってしまう。調べてみると,エディタの mi でも同様に,ウインドウを開くと ATOK のメモリ使用量が増えるという現象がみられた。この現象は,ことえりでは見られず,ATOK 特有の問題のようだ。
以下のプログラムを走らせて,アクティビティモニタで ATOK のメモリ使用量をチェックすると,段々増えていって,やがてクラッシュするのが確認できた。ことえりではそういうことは起こらなかった。
この問題について,ジャストシステム社にお手紙を出したら,すぐにお返事が来て,状況が確認できたので,対策のための調査に入るとのことだった。ATOK 側で解決してもらえれば,ここに記載した改変は不要になる。期待して待ちたいと思う。
ATOK 使用開始時の状態 メモリ使用量は 70.5 MB | クラッシュ寸前の状態 メモリ使用量は 735.4 MB |
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| ||
| スレッドも6だったのが | 39 まで増えている | |
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import javax.swing.*;
public class AtokCrasher {
public static void main(String[] argv) {
for (int i=0; i<500; i++) {
JFrame f = new JFrame();
f.setVisible(true);
f.setVisible(false);
f.dispose();
}
}
}
しかし,この現象を防ぐのにどうしたらいいのか分からなかったので(ソースも公開されてないし・・・),ATOK のメモリをモニタして,危うくなってきたらリセットできるようにした。ラベルの部分をクリックすると,ATOK をいったん終了して立ち上げ直す。(メモリのチェック,ATOK の再起動はスクリプトを使った:ExecuteScript.java)
この問題について,ジャストシステム社にお手紙を出したら,すぐにお返事が来て,状況が確認できたので,対策のための調査に入るとのことだった。ATOK 側で解決してもらえれば,ここに記載した改変は不要になる。期待して待ちたいと思う。
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