DAO の階層化
当院では,DiagnosisDocument 表示の際,ORCA データベースでチェックして移行病名・廃止病名を ,赤く表示するようにカスタマイズしているが,長く通って下さる患者さんが増えてきて,非アクティブな病名の数もそれなりに増えてくると,チェックに時間がかかるようになってしまった。当院バージョンでは,病名を1つ1つ dao で ORCA に問い合わせていたのだが,増田先生の m バージョンを見ると,病名をまとめて1回の sql で済ますようにプログラムされていた。さすが。
それを使わせて頂いたりしてプログラムを書き換えていたら,dao をリファクタリングしたくなって,手をつけ始めたら,連鎖反応で open.dolphin.order パッケージもリファクタリングする羽目になり,そのために ORCA データベースの構造も勉強しなくてはならなくなり,もはやリファクタリングではない大変なことになってしまった。結局,まともに動き始めるのに2ヶ月かかった。
open.dolphin.dao の階層化
dao を以下のように階層化した
- DaoBean.java
host address, port, user, password レベル。 - SqlDaoBean.java
driver, database レベル。データベースを postgres に決め打ちして,connection pooling 対応とした。 - OrcaDao.java
ORCA 基本レベル。HospNum 取得とバージョン確認。 - OrcaMasterDao.java
ORCA の Master 検索の実務レベル。
スタンプエディタ
dao をリファクタリングしているうちに,スタンプエディタもいじることになってしまったので,この機会に本家 OpenDolphin-2.2 にならって,タブをなくしてシンプルなスタイルにした。
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