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2013年3月26日 (火)

サーバの CPU アップグレード

CPU(Core i7-3770 @3.40G) とマザーボード(ASUS P8B75-M)を買ってきて,サーバマシンをアップグレードした。マザーボードは一番安いものを買ってきたのであるが,そのままでは ether が使えないことが判明した。調べてみたら web に ubuntu 関連のトラブル報告がたくさん上がっており,事前によく調べておけばよかったと後悔した。

 P8B75-M の ether チップは,realtek RTL8111/8168B というものであるが,ubuntu で用意されている r8169 というドライバが対応しておらず,メーカーからドライバをダウンロードして,自分でコンパイルする必要がある。

  1. 使えない r8169 をブラックリストに登録する。/etc/modprobe.d/blacklist.conf に r8169 の1行を加える。
  2. Realtekからドライバ(LINUX driver for kernel 3.x and 2.6.x and 2.4.x version 8.035.00)をダウンロードする。
  3. 展開する。
    $ tar xvjf r8168-8.025.00.tar.bz2
    
  4. コンパイル,インストール。これで,/lib/modules/3.2.0-xx-generic/kernel/drivers/net/ethernet/realtek/ にドライバ r8168.ko がインストールされる。
    $ cd realtek8168/r8168-8.035.00
    $ make clean modules
    $ sudo make install
    
  5. /etc/modules/etc/initramfs-tools/modules に r8168 の1行を加える。
  6. depmod する。
    $ sudo depmod -a
    
  7. initramfs のアップデート
    $ sudo update-initramfs -v -u -k `uname -r`
    
  8. リブートする。
  9. r8168 が eth0 でアップせず eth1 になっている場合は,/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules の対応行を削除してリブートする。

aptitude upgrade して,カーネル 3.2.0-xx の xx が変わった場合,コンパイルから再度設定する必要がある。めんどくさいことになってしまった。

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