OpenDolphin-1.3.0 では,カルテ保存時に orca にデータを送るかどうかについて,最初のカルテ保存時,既存のカルテ編集時のそれぞれについて,送信するかしないかを設定できるようになっており,当院では「保存時に送信」「編集時は送信しない」という設定にしてある。この設定は保存時のダイアログの「診療行為を送信する」チェックボックスで切り替えることができて,当院カスタマイズではスペースバーで on/off できるようにしてある。
この設定では,例えば,カルテを保存して orca にデータを送ってしまった後,すぐに「やっぱり薬もだしておいてください」と言われた場合,
- 処方を入れてカルテを修正する。
- 保存ダイアログでスペースバーを押して「診療行為を送信する」にチェックマークを入れる。
- 保存ボタンをおすと,orca にデータが送られる。
という手順を踏む。当院では orca の claim 設定で「再送(外来)受信」を「有」に設定してあるので,これで orca の中途終了データは,後から送ったデータで置き換わることになる。
しかし,たまに編集後に「診療行為を送信する」のチェックを忘れてしまい,「先生!カルテには処方箋があるのに,orca から処方箋が出ません!」となってしまうことがあった。そこで,orca に中途終了データがある場合は,編集時でも「診療行為を送信する」が自動的にチェックされるようにした。
orca の中途終了データの有無の確認のために orca の tbl_wksryact を見に行くという素人丸出しの荒技を使った。
KarteEditor.java
private SaveParams getSaveParams(boolean joinAreaNetwork) {
:
} else if (modify) {
logger.debug("saveFromModify");
if (sendClaim) {
// modify 時に既に中途終了データがあれば sendClaim = true にする
OrcaMasterDao dao = SqlDaoFactory.createOrcaMasterDao();
ArrayList entries = dao.getWksryactEntries(getContext().getPatient().getPatientId());
if (entries.isEmpty()) {
sendClaim = Project.getSendClaimModify();
} else {
sendClaim = Project.getSendClaim();
}