orca version 4.7 api (xml2) 対応
現在当院では,診療内容送信に claim ではなく,orca api を使っている。orca api は version 4.7 から,新しく xml2 という形式が使えるようになったので,orca バージョンアップに合わせて OpenDolphin も xml2 対応とした。今後の orca api は,xml2 のみのサポートとなっていくらしい。
OrcaApi.java
OrcaApi.getInstance() で OrcaApi のインスタンスを返す。OrcaMasterDao に version 4.7 判定ルーチンを入れてある。
OrcaApi47.java
OrcaApi の実体。OrcaApi に setContext(Chart) してから send(DocumentModel) または send(RegisteredDiagnosisModel) すると orca にデータが送られる。
OrcaApiElementXml2.java
orca に送る xml を jdom の element で作る。
orca 4.6 と 4.7 で気付いた違い
- orca 4.6 では,公費単独などで HealthInsurance がない場合に限って,あらかじめ診療内容を送った後に病名だけ送ると,先に送っておいた診療内容の中途データがクリアされてしまうという仕様があった。送信した診療内容をキャッシュしておいて,クリアされた後に再送する workaround を作っていたが,orca 4.7 ではこれが不要になった。
- orca 4.6 では,診療内容なしで病名だけ送ったとき「「登録対象のデータがありません(22)」というメッセージが返ってきていたが,orca 4.7 では「病名登録処理終了(00)」が返ってくるようになった。
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