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2017年1月18日 (水)

Code Helper の改造

Code Helper というのは,カルテ入力中,文頭から登録したキーワード(tx, rp 等)を打って ctrl + return でスタンプ箱の内容がポップアップメニューとして表示されるという機能である。この使い方しかしていなかったのだが,リファクタリング中にコードを読んでいて,実は Code Helper の機能はこれだけではないことが分かって驚いた。なんと,入力文字列がキーワードに一致しない場合,そのテキストを検索文字として解釈し,スタンプ箱からスタンプを検索して,ポップアップメニューにまとめて表示してくれるという機能が組み込まれていたのだ。OpenDolphin を使い始めて 9年になるが,まだ知らない機能があったとは。
 オリジナルでは,"^text.*" の検索をするようになっていたが,これを ".*text.*" に変えて,さらに大文字・小文字を無視するようにした。また,SOA pane で病名にも対応するように改造した。

Codehelper_2

右上:P pane で「創処置」と入れると創処置を含むポップアップメニューが出る(これは今まで知らなかったオリジナルの機能)。右下:「hs」と入力すると,大文字小文字は無視して「hs]を含んでいるスタンプを全て表示する。左上:SOA pane で dx を入れると病名ポップアップが表示される。左下:SOA pane での検索は,テキストスタンプだけでなく病名も検索し,ポップアップに表示する。

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