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2024年11月28日 (木)

OrcaController オルコン

weborca になる前の orca は、monsiaj というオープンソースのクライアントがあって、ショートカット組み込んだり自由にできた。weborca になって、クライアントは chrome ブラウザになったので、ショートカットが使えなくなってしまった。何かいい方法はないかと調べていたところ、selenium というツールを使うと、java で chrome を、自由自在に操作できることがわかった。

これを使って、opendolphin から weborca を弄ぶ、OrcaController (オルコン) を作ってみた。dolphin 側でキー入力をうけつけて、ショートカットキーならマクロを流し、それ以外のキーはそのまま weborca に流すしくみ。もちろん、dolphin 側でキーリスンしているので、chrome をクリックして、フォーカスを渡してしまうと機能しない。

Orcon1 Orcon2_20241127073201

さらに、高難度のコントロール方法として、ステルスモードというのも作ってみた。ステルスモードにすると、オルコンのタブにマークが付く。この状態は、dolphin で受けるキーと weborca に送るキーを、裏で密かに分離する。表では dolphin の操作ができて、裏では orcon で設定しているショートカットなどを weborca に通して、患者番号を送ったりもできる。しかし、例えば enter は dolphin が取ってしまうので、代わりに alt + enter で enter を送るようにしていたり、難しいことになってしまっているので、多分プログラムした本人以外は操作できない。

Orcon3

あと、dolphin に依存しない、スタンドアロンバージョンも作ってみた。weborca 単独で使うときに、マクロを使うことができる。

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