オン資PCインストール忘備録
使用機器
Maxtang NX-N100
- CPU: Intel(R) N100 800MHz, RAM 8GB
- Windows 10 IoT Enterprise LTSC 21H2
通常ネットワークでの作業
- OqsComApp アカウントの作成
家族とその他のユーザー>その他のユーザーをこのPCに追加>このユーザーのサインイン情報がありません>Microsoft アカウントを持たないユーザーを追加する - PCに名前を付ける:システム詳細情報>このPCの名前を変更
- 自動ログイン設定
netplwiz で「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」が出なかった。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\PasswordLess\Device\DevicePasswordLessBuildVersion を 2 から、0 に変更 - 不要なアプリを全て削除
- IPv4 固定:ネットワークとインターネット>イーサネット>アダプターのオプションを変更する
- スリープしないようにする:システム>電源とスリープ
- リモートデスクトップの使用:システム>リモートデスクトップ
- リモートデスクトップでアクセスしたときに、キーボードが ASCII 配列になってしまうのを直す HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts\00000411\Layout File を KBDJPN.DLL から kbd106.dll に変更
- リモートデスクトップで mac のかな/英数キーを有効にする
いろいろいじっているうちに、うまく切り替わるようになったが、何が有効だったのか不明 - 背景画像の設定:個人設定>背景
- Edge のタブページをできるだけ空白に
設定>スタート・・・>新しいタブページ>起動時 about:blank を開く - .NET Framework4.8 のインストール:既にインストールされていた
- パスワード保存の設定
Microsoft Edge 管理用テンプレートを適用する- 管理用テンプレートをダウンロードしてインストール
Microsoft Edge Enterprise ランディング ページのWindows 64-bit のポリシーの分かりにくいリンクをクリック、ダウンロードファイルをダブルクリック、出てきた zip を展開、MicrosoftEdgePolicyTemplates フォルダが展開される - 展開されたフォルダの windows\admx を開く
- msedge.admx を c:\Windows\PolicyDefinitions にコピー
- en-US と ja-JP に、対応するフォルダの msedge.adml をコピー
- 管理用テンプレートをダウンロードしてインストール
- UltraVNC のインストール
インストール後、デバイスマネージャ>操作>レガシーハードウェアの追加>一覧から選択>ディスプレイアダプタ>uvnc bvba
オン資ネットワークでの作業
05_01_医療機関等向けセットアップ手順書(医療情報閲覧用端末編)
- DNS 設定
IPv4: 空欄、IPv6: 2404:1a8:f583:d00::53:1, 2404:1a8:f583:d00::53:2 - https://www.lineauth.mnw に接続
「接続がプライベートではありません」の警告>無理矢理接続で、回線認証済みが表示 - MPKIクライアントのインストール
https://cert.obn.managedpki.ne.jp/p/s からダウンロード、「Microsoft Defender SmartScreen は CybertrustManagerPKIClient.msi をスキャンすることができませんでした」というメッセージが出るが、保存>実行する。タイムアウト待ちでダウンロード、実行に時間がかかる。このファイルは、オン資サイトにもあった (CybertrustManagedPKIClient.zip)。 - ブラウザ設定ツール (InternetPropertySetting.zip):解凍して管理者として実行
- プロキシサーバの設定
設定>ネットワークとインターネット>プロキシ>手動プロキシセットアップ
設定後、シェルを管理者として実行PS C:\Users\OqsComApp> netsh winhttp import proxy source=ie PS C:\Users\OqsComApp> netsh winhttp show proxy
- 時刻の設定
設定>時刻と言語>別のタイムゾーンの時計を追加>インターネット時刻>設定の変更
サーバ: ntp.base.oqs-pdl.org - 認証局の電子証明書をインストールする
証明書右クリック>PFXのインストール>現在のユーザー>次へ>パスワード入力、チェックボックスは全ての拡張プロパティを含めるのみ>自動的に証明書ストアを選択>警告ダイアログこの証明書をインストールしますか:はい
Edge>設定>プライバシー>証明書の管理 証明書が表示される - グループポリシーの編集
管理用テンプレート>Microsoft Edge - 既定の設定(ユーザーはオーバーライドできます)>パスワードマネージャーと保護>該当の設定を有効にする - レジストリ HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge\PasswordManagerEnabled の値を、0 から 1 に変更。
その後、edge://policy で、PasswordManagerEnabled が false から true に変わっていることを確認。
01_01_医療機関等向けセットアップ手順書(資格確認端末)
- 顔認証ライブラリのインストール
- OQSFaceApp_v4.0.3.zip を解凍して、OqsInstall.exe を実行する。インストール終了後、再起動ダイアログが出る。
- Edge の設定で、拡張機能を選択
- 左下の「開発者モード」を有効化する
- c:\Program FIles\OQS-Auth\ext\delegate.crx を Edge にドロップ
「目視確認用アプリケーションを Microsoft Edge に追加しますか」>追加
同様に、nopinauth.crx、pinauth.crx を追加する - 開発者モードを無効化する
- OQSComApp_v4.0.1.zip. を解凍して、OqsInstall.exe を実行する。
- OQSDistroApp_v2.1.0.zip. を解凍して、contents\setup\OQSDistroApp.msi を実行
(QqsInstall.exe ではインストールできない)
デスクトップに「オンライン資格確認接続確認ツール」「オンライン資格確認配信アプリケーション」ができる。接続確認ツールを実行してしばらく待つと、設定していないサービス以外は OK の結果が出る。配信アプリケーションを起動すると、配信サーバへの接続確認、配信実績の確認などができる。 - 配信アプリケーションタスクの登録:OQSDistroApp\tools
タスク スケジューラ>タスクスケジューラライブラリ>タスクのインポート>C:\Program Files\OQS\OQSDistroApp\tools\OQS_exec_distroappstart.xml>ユーザーまたはグループの変更>OqsComApp>パスワード入力>再起動
同フォルダの OQS_exec_distroappstop_periodic.xml については、マニュアルに記載なし - オンライン資格確認配信アプリケーション管理ツールで配信実績の確認
[Information] Status=サーバー接続待ち [再開予定時刻:2025/01/25 12:58:24] MedicalInstitutionCode=0110123456 TerminalID=oqs-terminal TerminalModel=ALN50 TerminalOS=Microsoft Windows 10 IoT Enterprise LTSC UserAccount=User\OqsComApp
- 連携アプリアカウント設定:管理者カウント(マスターではない)でログインして作成
このアカウントは、req を監視して、データが入ったら認証するために使うアカウント。オン資PCに設定する。
資格情報マネージャー>Windows 資格情報>汎用資格情報の追加>資格情報の入力- アドレス:OQS_LOGIN_KEY、ユーザー名:R0ORCA4、パスワード
- アドレス:OQS_MEDICAL_INSTITUTION_CODE、ユーザ名:OQS_Admin、パスワード:10桁医療機関コード
- 連携アプリケーションの定期起動の設定:OQSComApp\tools
- 消し忘れファイル機能定期実行用タスク (OQS_exec_comappdelfile_periodic)
- 消し忘れファイル機能PC起動時実行用タスク(OQS_exec_comappdelfile_running)
- 連携アプリ定期実行用タスク (OQS_exec_comappstart)
残り2ファイルも同様にインポートする - 顔認証アカウントの作成:認証機器(マイナタッチ/HI-CARA)に設定する F0xxxxx という ID
新しい認証機器を買ったら設定する。設定データは PC に保存される。 - マイナタッチのセットアップ
HI-CARA の前にインストール。後だと、インストーラが止まってしまった。
RDP だと、ホストの USB が認識されなくて、インストールできないので注意。- Setup_mynaconsole_1.1.1.exe を実行。デスクトップや、ダウンロードフォルダから起動する。
- USB を接続して、マイナタッチの電源を入れる。本体から出ている USB はカードリーダで、本体のスイッチが入っていなくても認識される。
- カードリーダ管理>接続デバイスで初期化>受付3、F0xxxxxx>保存>再起動
ここの F0xxxxxx は、PC に保存される。新しい ALMEX をつないでも、DEVICE ID は変わらない。 - 動作環境設定>うさぎ病院>保存>再起動
- カードリーダ管理>アカウント設定>パスワード入力>初期設定>接続開始>しばし待つ>本体アップデート開始
- アップデート終わって30秒待つと初期画面表示
- HI-CARA セットアップ:FaceAuthenticatorAppSetup.zip を展開、実行
- フォルダの共有設定 (C:\OQS\almex, face, req, res)
プロパティ>共有>OqsComApp ユーザーで共有有効化
« サーバマシンのアップグレード | トップページ | 運用17年目のまとめ »
「いろいろ」カテゴリの記事
- オン資PCインストール忘備録(2025.01.31)
- 15年目の運用まとめ(2023.02.06)
- 13年目の運用まとめ(2021.02.04)
- 添書作成スクリプト(2020.05.22)
- 12年目の運用まとめ(2020.02.11)