Java 17 への移行(7) - OpenDolphin client の対応
- Java 8 では JavaFX が同梱されていたが、Java 17 では openjfx を maven で導入する必要がある
- JavaFX8 の com.sun.javafx パッケージが全て javafx パッケージに統一されていた。
- com.apple.eawt パッケージが使えなくなったが、これは大分前に open.dolphin.ui.desktop パッケージにまとめてあったので、java.awt.desktop に切り替えて対応できた。
- com.apple.laf を extends できなくなったので、使わなくてもいいようにコードを書き直した。
- トラックパッドを触っている状態を検出するのに jnilib を使っていた。この機会に jni を使わなくても動作するように、コードを工夫して書き直した。
- monsiaj-pns と同じく、pom.xml でアプリを作れるようにした。monsiaj、opendolphin それぞれのアプリ内部で専用の jre が走っている状態で、贅沢な時代になったものだと思う。
- apple.awt.brushMetalLook が apple.awt.transparentTitleBar として復活していた。とてもうれしい。さらに、apple.awt.fullWindowContent、apple.awt.windowTitleVisible なるプロパティもできて、java 1.8 では作れなかった素敵なタイトルバーが作れるようになってた。


Java 17 への完全移行が完了し、これで来るべき apple silicon 時代にも対応できるようになったと思う。
WildFly アップデート記録
- 2008年 JBossAS 4.0.5
- 2009年 JBossAS 4.2.3
- 2010年 JBossAS 5.1.0
- 2013年 JBossAS 7.1.4
- 2015年 WildFly 8.2.1
- 2017年 WildFly 10.2.0
- 2019年 WildFly 18.0.1
- 2021年 WildFly 25.0.2
- 2023年 WildFly 27.0.2